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懐かしい風景を求めて
懐かしいもの、昭和なもの大好きな変わり者です。 旅行に写真にドライブに野球に酒に多趣味な管理人が気ままに書いてます。
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ねじまき

Author:ねじまき
中高時代は鉄道好き、大学以降は旅行好き、社会人でカメラに目覚め、ここ数年でまた鉄道熱が復活した管理人です。
表題の通りノスタルジックな風景が大好きで、廃墟・ホーロー看板・木造駅舎・商店街・坂道・酷道などをこよなく愛す変な人です。



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2022.8 夏旅~佐渡編 第37回 新潟・沼垂散策~後編
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沼垂テラス商店街はかつてここにあった沼垂市場の長屋をリノベーションして
商店街として再生したスポット。
2010年頃からお店が入り始めたそうで、今では30近い店舗が営業中。

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リノベーションされた店舗はオシャレなものが多いですね。
でもそこかしこにレトロ感も残っていてなかなか良い雰囲気ですよ

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演出されている感はなくはないですけどね。
レトロを売りにして集客する、自分のような旅人が釣られる、まぁ思惑通りです。

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かつては沼垂市場通りと呼ばれたこの通り。
雨の降る中でしたが、観光客の姿もそれなりに。

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地図で見ると道路に挟まれた細長い土地が東西に続いています。
まぁそうだろうな、と思って調べると、やっぱりもともとは水路だったところを
埋めて造られた土地でした。

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沼垂テラス商店街の両側にはお寺さんがいくつか並んでいて寺町通りとも呼ばれるとか。

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商店街の裏手(北側)の通りはバラックが立ち並んでいてかつては工場労働者で賑わう
飲み屋街になっていたそうですが、現在は「ちゃこ」という居酒屋が営業するのみ。
しかも今年2023年9月にこのちゃこを残して他のバラックは解体されてしまったそうです。
この裏通りの魅力も含めての沼垂テラス商店街だと思ったんですけどね…。残念です。

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再び沼垂四ツ角交差点。
先ほど後回しにした北側に続くアーケード商店街を歩いて行きましょう。

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赤い柱と緑の屋根。カラーリングの個性が強め。
でも商店街の雰囲気はレトロ感あります。

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商店街の名前は調べてもよく分かりません。
町名で言えば沼垂東4丁目にあたるエリアですけど。

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通りの両側の歩道にアーケードが設置されているタイプの商店街。
沼垂四ツ角交差点から北に130mほど続きます。
(写真は沼垂四ツ角交差点方面を振り返って撮影)

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アーケードが途切れた先にあった銭湯・千代乃湯さんは休業中でした。
今調べたらまだ休業中みたい。再開されるのか…?

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一番目を惹いた佐野商店の木造建築。
調べると登録有形文化財に指定されているようです。1937年築。

このまま新潟空港の方を目指しますが、もう一ヶ所だけ立ち寄ってラストになります。
万代高校前バス停から路線バスを捕まえて、次の目的地へ…。



続く




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2022.8 夏旅~佐渡編 第36回 新潟・沼垂散策~前編
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佐渡汽船で2時間半、新潟港へと入港。

お盆の中日、8月14日の便。高速船よりも安価なフェリー便が好まれるからか結構な数の
乗客がいて雑魚寝スペースは厳しく、自分はずっと座席の方で過ごしました。
前夜が車中泊だったので睡眠不足とあって、座って基本的にウトウトしてましたね…。

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佐渡汽船が発着する万代島埠頭。
新潟港は新日本海フェリーが苫小牧/小樽/秋田/敦賀との間を繋いでいます。
新日本海フェリーが発着するのは同じ港内ですが別の埠頭になります。
国際航路もかつては韓国・ロシア・北朝鮮とあったみたいですが、今はなさそうです。

DSC_7026_202309231632357fc.jpg

新潟からはレンタカーをして会津・山形の旅へと続いて行くのですが、現在続けている
佐渡編は新潟散策までで終了とします。続編はまた別のタイミングで…。

という訳で、新潟散策です。本町/古町あたりは以前歩いたことがあるので、今回は
新潟駅の北東にある沼垂(ぬったり)地区を歩きます。

佐渡汽船の到着に合わせて新潟駅方面へのバスが続けて何台かあるので、
それを利用して埠頭の付け根あたりの柳都大橋バス停まで短距離ですが乗車。
結構歩くので、少しでも歩く距離を短くしようという試みです。

DSC_7027_202309231632382f6.jpg

柳都大橋バス停から東へ歩いたところの三和町。
里親さがしの猫カフェのある路地を抜け、三社神社の境内を抜けて歩きます。

知りませんでしたが三社神社はカエルで有名なんですね。
境内に6体のカエルの像があって、全部見つけると6カエル(迎える)となって
幸せを迎えられる、ということのようです。まぁ私の趣味ではないですが…。

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沼垂西の住宅街にて。「沼垂まつり」の幟が並ぶ風景。
自分が訪れた日の翌々日、8月16日にまつりが開催されたようです。

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県道464号線の大通りを渡った先、沼垂東の住宅街に残る古い建築物。
Googleマップでは五軒町理容所跡として記載されている物件。

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小さな丁字路の角に立つこの物件、1階部分が理容所だったんですかね、ガラスが
多く使われているのと、角のショーウィンドーのようになった部分が見どころかな。

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現在は特に何かに活用されているような感じはありませんでした。

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蒲原町交差点近く、商店街にあった山治園というお茶屋さん。
こちらも歴史が古そうな物件でした。

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山治園のある東西の通りは100mほどの短いアーケード。
雨が降って来ていたので、短いですが有難いアーケードでした。

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沼垂四ツ角交差点は沼垂地区の中心部とされるポイント。
先ほど幟が出ていた沼垂まつりも、この交差点を中心に開催されるのだとか。

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同じく沼垂四ツ角交差点にて。
交差点から西側が今歩いてきた短いアーケード、他に北向きにはアーケード商店街
(上の写真の右側、緑色のアーケード)が結構長く続いて行きますが、そっちの散策は
ちょっと後回しにして、まずは交差点の南側へ。

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沼垂四ツ角交差点から南へ60mほど、沼垂地区で最も注目度と知名度が高いと
思われる沼垂テラス商店街があります。。。
商店街の様子はまた次回に…。



続く




2022.8 夏旅~佐渡編 第35回 両津大川の町並み
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両津港に帰還する前の最後の立ち寄りスポット、大川の町並みの写真たちです。

北を海に面した約50戸ほどの集落で、かつては廻船業が行われていたとのこと。
現在は静かな集落ですが、観光関係のサイトでもここの町並みが紹介されるのは
集落内のいろんな場所に地元の生活を表現した木版画が展示されていて、
集落全体を「大川屋外版画美術館」として売り出しているのが大きいですね。

版画に目が行きますが、落ち着いた集落風景はそれだけでも楽しめるものかと思います。
集落の一番奥には1973年に閉校した旧両尾小学校大川分校があり、現在は版画の
展示に活用されているようです。
ちょっと裏路地に迷いながら、ネコさんにも出会いながらの散策でした。

因みにですが、この大川集落には駐車場がありません。
事前にいろいろ調べてみましたが、やっぱりありませんでした。
仕方ないので集落の西側の県道沿い、崖沿いの路側帯にちょっと停めて歩きましたが
駐車場が無いというのはちょっと何とかして貰いたいところですね。。。

さて、かなり長い間続けて来た佐渡の記事は今回でラストとなります。
この後はレンタカーを返却し、両津港12:40発のフェリーで2時間半をかけて新潟港へと
渡りましたが、そのあたりは省略で…。
新潟でも少し散策しているので、まだ最終回ではなくもうちょっと続きます。



続く




2022.8 夏旅~佐渡編 第34回 旧片野尾小学校の木造校舎
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続いても廃校の木造校舎への立ち寄りです。
目印は風島弁天という海沿いのお社。
県道沿いに駐車場が整備されているのでそちらに車を停めます。

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廃校の前に、弁天さんにお参りを。
風島弁天は江ノ島、竹生島、宮島と並んで四弁財天のひとつとされているそうです。
規模や知名度からするとちょっと意外な感じがしなくもない…。
他の3つが有名ですからね。。。

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風島弁天は海岸にある大岩を登った上にお社がありますが、その岩を登るルートが
なかなかにハードで汗だくに。。。

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何とか登ってお社にお参りを済ませます。

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道中は岩の西側と南側の視界が開けていて、景色を眺めて小休止。
手すりがないと怖くて立てない場所です。

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南側の海岸沿いの風景。
さっき車で通過してきた片野尾地区。

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視線を右へずらすと、今回記事の題名にしている旧片野尾小学校の木造校舎が。

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岩から下りて来て、改めて下から見上げます。
岩に無理くり通されたような参道、わかりますかね。

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片野尾小学校は1872年に開校、2007年に閉校となっています。
入口にあった少女の像は開校百年を記念するものだったのだそうです。
百周年だから1972年、ということはこの少女は自分より年上になりますね。

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校舎前のグラウンドは夏だからか結構草がボーボーな感じ。
校舎へは近付きづらかったので、このあたりから撮影するのみにとどめました。

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片野尾小学校を離れて車で北へ1km弱のところにある赤亀岩
難破した漁師を亀が助けたという言い伝えがあるのだとか。
岩が亀のように見えるかどうか、というのは微妙なところかな。

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道中の水津集落の風景。
何気ない佐渡の風景に触れながらのドライブ。
ゴールの両津港が近づいて来ます。。。



続く




2022.8 夏旅~佐渡編 第33回 旧赤玉小学校の木造校舎
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そのまま県道45号線を走り、次の赤玉集落でストップ。
ここは旧両津市域になるようです。(現在は佐渡島は全体が佐渡市ですが)

赤玉では駐車に適した場所がなく、仕方なしに県道沿いの邪魔にならないスペースに
少しの間だけ駐車させて頂きました。

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県道沿いの文殊院さん。百日紅(サルスベリ)の赤ピンクのお花が目立ちます。

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山が迫る海岸沿いの風景。
自分が走ってきた岩首・多田・赤泊方面。

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赤玉のお目当てはこちらの地図、文殊院さんの角から集落内に入り、左へ折れて
坂道を登った上にある旧赤玉小学校です。(地図じゃ分かりませんが、坂道です)

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文殊院さんの角を曲がったところ。
例によって平地がほとんどないですね。。。

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余談ですが、赤玉は日本三大銘石のひとつとされる赤玉石の産地となっています。
赤玉石は酸化鉄を含む石で、赤褐色っぽい色をしているようです。
赤玉で採れるから赤玉石なのか、赤玉石が採れるから地名が赤玉なのか。

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坂道から振り返れば赤玉集落を俯瞰することができます。
結構いい眺めですよ。

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目的の旧赤玉小学校。
入口には「赤玉小学校 百十七年 学びの丘」と刻まれた石碑が。
こちらは閉校の記念碑になるそうです。

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閉校記念碑があるところから数軒民家が並んでいるのは、もともとなのか閉校後に
できたものなのか。
民家の並びの一番奥にある黒い瓦の建物が、旧赤玉小学校の体育館になります。
草地になっているのがグラウンドで、かつてはこの体育館の左側(奥側)に校舎が
経っていたそうですが、今は何もありません。

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渋めの木造体育館。校舎と言われれば校舎に見える、そんな外観です。

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でも中を覗くと、やっぱり体育館。

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赤玉小学校は1881年に開校、1996年に岩首小学校へ統合されるかたちで閉校。
計算すると115年。けど記念碑には117年とあったような…??

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小学校を後にして坂道を下る途中で眼下に見えた蔵。
雲龍?と書かれてましたが、何のことでしょうね…。
個人的に雲龍と聞くとドカベンを連想してしまいますが…。

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赤玉集落の風景を眺めながら車へ戻り、引き続き海沿いを両津港方面へと向かいます。
(赤玉からは山越えルートの方が若干近いんですが、海沿いに行きたい所があるので…)



続く