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懐かしい風景を求めて
懐かしいもの、昭和なもの大好きな変わり者です。 旅行に写真にドライブに野球に酒に多趣味な管理人が気ままに書いてます。
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ねじまき

Author:ねじまき
中高時代は鉄道好き、大学以降は旅行好き、社会人でカメラに目覚め、ここ数年でまた鉄道熱が復活した管理人です。
表題の通りノスタルジックな風景が大好きで、廃墟・ホーロー看板・木造駅舎・商店街・坂道・酷道などをこよなく愛す変な人です。



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2018.5 因美但馬GW旅 第26回 養父大屋・明延集落
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大屋から県道6号線を南下してクネクネ山道を登って行く鉱山住宅が姿を現します。

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かつて錫の産出量日本一を誇った明延鉱山の近くに造成された鉱山住宅。
北星地区に造られたこちらは北星社宅と呼ばれます。

貴重な近代化産業遺産ということで4棟だけ残る長屋住宅は2013~2014年にかけて
塗装直しなどの改修工事が施され、保存されているんだそうです。

P1018306.jpg

谷間の明延川に沿って細長く集落が続きます。
空家っぽいお宅も多く、シンと静まり返っておりました。。。

P1018340_20200425180825379.jpg

少し進むと、かつて明延鉱山と神子畑選鉱場とを結んだ明神電車が保存された
広場があります。明延の「明」と神子畑の「神」で「明神」ですね。
運賃1円だったことから一円電車の名前が有名になったこともあったようです。

ちょうど脇に人が立っていますが、比べると電車がいかにコンパクトかが分かりますね。
護送車のような雰囲気も感じられます…。

P1018341.jpg

この車両については2010年に動態保存が開始されましたが枕木の老朽化等の理由で
わずか1年足らずで運行を停止。その後NPO法人の活動により、無事再度復活。

今は4~11月の第一日曜日(+GW・夏休みの追加運行日)に体験乗車ができます。
以前はC型だった軌道はO型に進化してループ走行が可能になったんだとか。

P1018312_202004251807090d9.jpg

一円電車のある「あけのべ憩いの家」の駐車場に車を停めたまま更に集落の奥へ。

P1018316_20200425180743336.jpg

明延川に沿って古びた家々が立ち並ぶ光景は印象的。

P1018317.jpg

集落内にあった神社。和田神社?
鳥居から山の上へと参道が続いていました。

P1018319_202004251807450e0.jpg

明延の町並みの中で最もディープだと思われるエリア。
奥に見える大きな斜めの屋根は、川の向こうにあるあけのべ自然学校の全天候型の
運動場(あけのべドーム「森の館」)。

あけのべ自然学校は鉱山閉山後の人口減によって1988年に閉校となった明延小学校を
転用したスポーツ合宿、地域活動団体等を受け入れる集団宿泊施設。

P1018323.jpg

明延鉱山は採掘し尽くしたからではなく、1985年のプラザ合意で急激な円高となったことで
鉱物の価格が下落した結果、採算が合わなくなったから、とのこと。
まだ採掘可能な鉱脈を残したまま閉山したんだそうです。

P1018325.jpg

最盛期にはこの山間の集落に5千人弱の人が暮らしていたそうです。
既述の明延小学校も700人近い生徒数がいたとか。
集落の劇場では島倉千代子やフランク永井らが歌を歌っていた、というのは
今の姿からは全く想像ができませんが…。

P1018327_20200425180822ece.jpg

何らかの切迫した需要が出て、採り残した鉱脈を復活させる未来はあり得ないでしょうか。
この静まり返った町並みが再び息を吹き返す。それは夢物語かも知れませんが…。

P1018330_20200425180823160.jpg

明延に訪れるのは実はこれが2度目。
最初の訪問は2005年頃で鉱山の遺構をろくに発見できずに退散していましたが、
今回はそれに比べるとまだマシな内容になったかと思います。

ただですが、記事化するのにいろいろ調べたところ、まだ見残しがあったことが判明(涙
うぅ、これは3度目の訪問もある感じになって参りました。

P1018345.jpg

あけのべ自然学校が管理する探検坑道。
ここは要予約でまだ内部には入ったことはありませんが、当時の姿をよく残した
濃い空間になっているとのこと。次回来る時にはこちらも探検することにします。。。



続く


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