懐かしい風景を求めて
懐かしいもの、昭和なもの大好きな変わり者です。 旅行に写真にドライブに野球に酒に多趣味な管理人が気ままに書いてます。
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ねじまき

Author:ねじまき
中高時代は鉄道好き、大学以降は旅行好き、社会人でカメラに目覚め、ここ数年でまた鉄道熱が復活した管理人です。
表題の通りノスタルジックな風景が大好きで、廃墟・ホーロー看板・木造駅舎・商店街・坂道・酷道などをこよなく愛す変な人です。



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2016.7 道東周遊記 第9回 尺別駅、音別駅と銭湯・桜湯
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根室本線を東へ向かっています。
上厚内16:18発の釧路行き普通列車(2427D)は、滝川始発。
実に308.4kmをわずか一両編成で8時間21分かけて走る、日本最長普通列車です。
滝川から一気に乗り通すのが正しい作法(?)なんでしょうけど、自分にとっては
あくまで旅の途中に組み込む列車の一本に過ぎません…。

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そんな2427Dは、途中尺別駅で9分間の停車時間が設定されています。
屋根を斜めにカットされたような駅舎がある尺別駅。

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霧に霞む駅前。近辺には民家が数軒あるのみだそうです。
2012年度、一日平均乗車人員は0人。

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かつては雄別炭鉱(尺別炭鉱)で栄えた時代があり、ここから内陸に雄別炭礦尺別鉄道が
分岐していたそうです。1970年に廃止されています。

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そして16:53、音別着。ここで途中下車。日本最長普通列車とはお別れです。

音別駅(北海道釧路市音別町本町1丁目)
1903年開業。改修されていますが、木造駅舎のようです。
2005年に釧路市に合併されるまで存在した白糠郡音別町の中心地。
かつては優等列車も停車していた中堅駅ですが、今は普通列車しか停車しません。

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周辺が無人駅だらけなのに対し、こちらは有人駅。
夕方で窓口営業は終了していましたが…。

2014年度、一日平均乗車人員は53人。

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駅前風景。広い駐車スペースがあり、その先には線路と並行する国道38号線が。

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そして駅から国道38号線沿いに左方向(西方向)に歩いたところにあるのが、この銭湯。
桜湯さんは旧音別町にあって今でも現役を続ける銭湯です。
こちらは事前調査で把握していたので、もちろん入浴していくつもりです。
下車して休業していたら洒落にならないので、当日一本電話を入れて営業を確認済み。

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扉を開けると完全に無人。どうやら自分が一番客のようです。
というか、番台も無人(笑)。

裏手に続く廊下を見つけたので奥に向かって呼びかけると、女将さんが出てきてくれました。
晴れて営業開始?
ロッカーはなく、籠に服を入れて、いざ入浴。

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浴室はシンプルそのもの。中央に配された湯船に満たされたお湯、激アツでビックリ。
結構高温の温泉も経験して来ましたが、ここは熱い、熱すぎる。冗談抜きで軽く50度超。
お客さんが自分でドバドバ水を入れて好みの温度に調整するのがここのスタイルだとか。
結構大量投入して何とか湯船に浸かることができました…。

そんな桜湯さん、今回の記事を書くために情報確認をしていると、何と廃業のニュース発見。

(以下、釧路新聞のネット記事から引用)

2017年03月30日
音別の銭湯桜湯が100年超える歴史に幕

  釧路市音別地区で唯一の銭湯として長年親しまれてきた「桜湯」が来月、100年を超える
歴史に幕を下ろす。夫と二人三脚で店を切り盛りしてきた小野寿(とし)枝(え)さん(81)は、
戦後間もないころから、70年近くにわたり番台に座り続けた。「父親から譲り受けた大切な
銭湯をここまで守り続けることができた」。閉店を惜しむ一方、充足感も覚えている。

(引用終わり)

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風呂上がりに歩く音別の町。
霧の町はやっぱり不思議な雰囲気。

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音別のあたりは列車の便数が少ないため、下車すると後続の列車まで2時間ほど
待たなければなりません。銭湯に入った後も小一時間余っていたので早めの夕食を
とれるお店を探したものの、一軒あった中華のお店は準備中。
仕方なく国道沿いにあったスーパーで少し食糧を購入しただけでした。

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音別駅の駅舎内で、軽い食事を摂りながら次の列車を待ちました。。。

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ホント、乗って下さいね、道民の皆様!

音別 18:48発の列車に乗り込む頃にはもう日没。
真夏でも北海道の日の入りは西日本に比べるとだいぶ早いですね…。



続く


2016.7 道東周遊記 第8回 上厚内駅の木造駅舎
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上厚内駅
1910年に上厚内信号所として設置され、1922年に上厚内信号場に改称、
1926年に上厚内駅に昇格。駅舎は1953年改築の木造駅舎。

そして、2017年3月4日、利用者減少により廃駅に。
現在は上厚内信号場に戻っているようです。
まるで『アルジャーノンに花束を』を見るような経歴。

幸運にも廃駅になる直前に訪れることができた上厚内駅。(訪問時は情報なし)
個人的には野良猫と戯れたのが思い出でしょうか(笑)
駅前の寂れた風景、そして駅左手への道の突き当たりにある、広い草原の風景、
どれもとても鮮明に脳裏に刻まれています。。。

素晴らしい木造駅舎に、現役のうちに出会えたこと、とても幸せに思います…。



続く


2016.7 道東周遊記 第7回 厚内駅と周辺散策
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帯広から乗った2527Dを、厚内駅で下車します。
厚内、14:35着。ATSUNAIならぬ、ATSUNAY。

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厚内駅(北海道十勝郡浦幌町字厚内)
1903年開業。浦幌から30分も走って来たのに、まだ浦幌町なんですね。
ボードに覆われた木造駅舎が残る駅。
1984年に簡易委託化、1992年に完全無人化されています。

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片面+島式の2面3線を有する交換可能駅。
跨線橋からの眺めはかなり開放的。屋根が無いからですかね。

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霧に覆われた厚内駅周辺の風景。
海沿いで漁港もある厚内集落ですが、駅の裏側(北側)には牧草地が広がっています。

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跨線橋から見る木造駅舎。なかなか立派です。

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2012年度、一日平均乗車人員は2人のみ。
でも車両運用上の理由があってか、朝一番にここ厚内始発の上り・下り列車がそれぞれ
設定されているんですよね。
上りが6:06発の芽室行き(2520D)、下りが6:13発の釧路行き(2571D)。

厚内駅の近くには安く泊まれるゲストハウスがあるので、プランニングの最中には
ここで1泊することも考えたんですけどね。結局は後のダイヤの関係で止めた訳ですが。

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駅前には商店が営業していて、食糧調達も可。

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厚内では次の上り列車まで、滞在時間は38分間。
駅から程近い厚内漁港まで歩いてみました。
霧が濃くて、怪し気な雰囲気になってましたね。。。

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そしてこちらが宿泊候補にしていた、旅人宿・待ちぼうけさん。

http://machibouke.la.coocan.jp/
↑ 旅人宿 待ちぼうけ HP

こういうお宿って貴重だと思うんですよね。
特に厚内は朝一の始発列車の設定があるので、利用価値大かな、と思います。

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駅に戻ると、既に乗る列車が停車中。
厚内で特急の待ち合わせを行うダイヤだったはず。(まぁ、この日は特急は運休ですが)

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そして厚内からひと駅戻るかたちで、この旅初日のメインとも言うべき駅舎の訪問です…。



続く


2016.7 道東周遊記 第6回 池田駅と浦幌駅
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幕別を過ぎると、十勝川を渡ります。
全国6位の流域面積を誇る大河。(長さは156kmで16位)

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続いては池田駅で10分間停車します。
帯広の東にあるワインで有名な池田は、帯広~釧路間では最も大きな町でしょうか。
特急おおぞらも全て停車します。

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池田駅の駅前風景。

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駅は片面+島式の2面3線。ホームは千鳥に配されているようです。
かつては北海道ちほく高原鉄道の分岐駅でしたが、2006年に廃止されています。

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帯広始発の2527Dはキハ40の単行。

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池田駅を出てすぐ左手の丘の上に見えるお城のような建物。
こちらは池田町ブドウ・ブドウ酒研究所、通称「池田ワイン城」です。
ワイン工場や地下貯蔵室見学、ワインの試飲などもできる施設、とのこと。

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池田の次の十弗駅は、木造駅舎が残る駅。
是非とも下車するプランを組みたかったところですが、どうしても上手くいかず、
泣く泣くスルー、ということになります。
こうして車窓から見える姿が、とても魅力的に映りました。

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十弗の「弗」が「$」に似てることから「10$」の駅とされています。
このポップな感じのボードは2000年に設置されたもの。
まぁ、冷静に考えると10ドルの表記は「$10」ですけどね。。。

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お次は浦幌駅で停車時間です。
13:58着、14:04発まで6分間の停車。

浦幌町の中心にある駅で、特急も一部だけですが停車します。

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駅前の区画は何故かコスミック広場。
町内にはコスミックホールなんかもあるんですが、何か宇宙と関係が??

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浦幌駅駅舎のホーム側にあった古い琺瑯板。
浦幌留真温泉、気になりますね。
調べると町営の日帰り温泉施設で、自分好みの強アルカリ性。
駅から週2往復だけ無料送迎バスが運行しているみたいですが…、
週に2往復だけとは、旅行者には厳しいですかね。

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浦幌からは山越えで太平洋側に向かいます…。
そろそろこの列車を降りる駅が近付いてきます。。。



続く


2016.7 道東周遊記 第5回 帯広駅前散策
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幾寅10:06発の快速狩勝(3425D)・帯広行きで一気に帯広まで移動します。
雨が降りしきる中、列車は山深い信号場のスノーシェッドを潜りながら新得へと下ります。
落合から新得のひと駅の区間を、実に33分もかけて走るんだから凄いですよね。
その区間がこのまま廃線になる可能性あり、とのことで、もしそうであれば残念でなりません。

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なお、自分が乗ったこの快速狩勝は減便対象になってしまい、
新得までの間は既に廃止されています…。
新得~帯広間は需要があるため、現在は新得始発・帯広行きの快速として残されています。

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十勝地方の中心都市、帯広に到着しました。11:34着。
快速狩勝はキハ150系の単行でした。

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朝に滝川を出て以来の大きな町ですかね。
なお、道中の富良野は雨が酷くて町がよく見えませんでした…。

この日は(というかこの旅を通してですが)既述のとおり天候が非常に悪く、
石勝線・根室本線の特急とかち・おおぞらが全便運休になっていたようで、
帯広では窓口で駅員さんに状況を確認するお客さんが多く見られました。

幸いこの日は特急を一切使わないプランを組んでいたので大丈夫なんですが、
特急のお客さんが普通列車に流れて来て混雑しないかな、と少し心配にはなりました。。

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帯広からは更に東を目指すんですが、次の列車まで1時間ちょいあります。
次の列車は12:42帯広始発の釧路行き普通列車(2527D)。

ちょうどお昼時なので、駅を出て町へ…。

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駅前の平原通り。周辺の道は東西・南北、かなり整然と作られていますね。
まぁ、北海道の町は結構どこもそんな感じではありますが。

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平原通り沿いに、「北のうまいもん通り」「マルヒロセンター」と名前のついた
ビルの中を通り抜けられるタイプの筋があったので、ついつい潜り込んでしまいます。

まぁ、昼食を食べる時間を考えると、あんまりゆっくり散策する時間はないですね…。

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ということで、帯広でのお昼です。
やっぱり帯広と言えば豚丼ですかね。
駅の近くを歩いていても、豚丼の幟を掲げたお店をチラホラ見かけました。
立ち寄ったのは、広小路通りの杏華というラーメン屋さん。
ラーメン屋でも豚丼出すのかぁ、と思いつつ入店。
濃いタレを纏った豚肉、生卵との相性も良く、予想外に美味しかったですね。

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はい、いきなり札内駅の写真ですが、帯広から予定通り12:42発の2527Dに乗っています。
特急運休の影響での混雑を警戒しましたが、そんな事はなく、お客は多すぎず少なすぎず。

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札内は帯広の隣の駅ですが、いきなり5分間の停車時間があります。
上りの特急(札幌行き)待ちの停車のようですが、この日は特急運休のため、
ただの時間調整になっていました。

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札内駅の駅裏には、ジャガイモの貯蔵倉庫が。

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続いての幕別駅は特に停車時間はありませんが、車窓からパチリ。

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幕別駅前にも倉庫。特徴的なマークは、「幕」の字を表しているんでしょう。

単線の根室本線はこんな感じで途中駅での待ち合わせを繰り返しながら、
ゆっくりと東の方へ進んで行きます…。



続く